「Webライターになりたいけど、何から始めればいいか分からない…」そんな声、よく聞きます！
webライターになりたい！目指してみたい！
でもまず何をすればいいの？どうすればなれるの？
そんな疑問にお答えします。
この記事では、今からwebライターを目指したいという方が仕事を得るにはまず何をすればいいのか、働くために何が必要なのかをまとめています。
- Webライターになる方法と仕事の探し方
- Webライターとして身に付けるべき能力
- Webライターに必要なスキルの勉強方法
この３つの柱を中心に深堀りしていきます。
私は未経験からwebライターを目指しており、この記事でまとめたことを実践しています。
特に活かせる経歴も資格も持っていないただの主婦がどこまでできるかわかりませんが、同じ夢を持っている方、似たような境遇の方、一緒に頑張りましょう！
Webライターになるには
Webライターになるには、以下の2つの方法があります。
- 企業ライターとして働く
- フリーランスとして働く
それぞれに向き不向きがあります。
自分の性格やライフスタイルにあった道を選ぶことが、成功への近道です。
企業ライターとして働く
まず、メディア運営企業に就職するという手があります。
- 固定給がもらえる
- 社会保険や有給などの福利厚生がある
- 職場に同僚・先輩・上司がいて、相談しやすい
- 成長できる環境が整っている
その後の働き次第で、キャリアアップの道も開きやすいでしょう。
就職活動におすすめのサイト
- Indeed（インディード）
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
（「Webライター」「編集」「コンテンツ制作」などで検索）
- 「在宅OK」のキーワードで検索すると柔軟な働き方が見つかりやすい
- ポートフォリオを用意しておくと採用率アップ
企業ライターは、安定した立場と確実なスキルアップができる、理想的な働き方の一つと言えますね。
フリーランスとして働く
また、フリーランスで働くという方法もあります。
- 子育て中でも在宅で働ける
- 自分のペースで仕事ができる
- スキルと実績次第で収入アップが見込める
子どものお昼寝中や夜の時間を使って仕事ができるのがうれしい！
場所や時間に融通が利く一方、収入が安定しないというネックもあります。
フリーランスになるための手順
- クラウドワークスに登録
- ランサーズに登録
- 自己紹介・プロフィールをしっかり記入
- 初心者歓迎の案件から応募
- 実績を積む
- 継続案件や高単価案件に挑戦！
コツコツ実績を積み重ねていきましょう！
特に自己管理能力が必要になってきますが、魅力的な働き方の一つですよね。
Webライターに必要なもの
Webライターになるなら、最低限PCとネット環境は整えておきましょう。
いくつかのソフトやツールも導入しておいた方がいいです。
最低限、以上のものは揃えるようにしましょう。
Q：スマホだけでwebライターの仕事はできる？
A：正直むずかしいです。
スマホだけでも文章を作成したり、クラウドソーシングサービスに登録したりすることは可能です。
アンケートなどの簡単な案件であれば、請け負うこともできるでしょう。
長文を作成してきれいに整えてCMS入稿など、文字単価が高い仕事に挑戦しようとするなら、スマホだけでは厳しいです。
スマホだけでできること vs できないこと
| 内容 | スマホで可能？ |
| 短文作成（アンケート・レビューなど） | ◎ 可能 |
| クラウドソーシングの登録・応募 | ◎ 可能 |
| 長文作成 | △ 非推奨 |
| CMS入稿（ワードプレスなど） | × 難しい |
| 作業の効率・チェック体制 | × 非効率的 |
CMS＝コンテンツ管理システム
サイトやブログの記事を「プログラムの知識なし」で管理・編集・公開できる便利な仕組み。
代表的なCMS：WordPress（ワードプレス）
- 世界中で使われている定番システム
- 多くのWebメディアで採用されている
- ワードプレス入稿ができれば、Webライターとして報酬アップの可能性も！
パソコンなどの作業環境は、仕事の効率を上げるために必須。早めに整えるようにしましょう！
Webライターに必要なスキル
ライティングスキルの習得
文章を書く仕事ですから、基本的なライティングスキルは必要不可欠です。
書籍やブログ、動画など学べるコンテンツはたくさんあります。
そして、学んだ後は実践。
実際に好きなテーマで文章を書いてみましょう！
実践に勝る学習はありません。
実践のステップ例
- 書きやすいテーマを選ぶ（趣味・体験談など）
- 構成を考える（導入→本文→まとめ）
- 書いてみる（まずは1000字程度から）
- 自分で読み返し・推敲する
- 仕上げた文章を保存・ポートフォリオ化！
- WordやGoogleドキュメントでまとめる
- PDFで保存すると見栄え◎
- ブログに投稿してURLを提示する←ブログ運営の知識が得られて一番オススメ！
学習と実践を積み重ねてライティングスキルを習得していきましょう！
質の高いポートフォリオができたら、 クライアントからの信頼も得やすくなります。
SEOの知識
SEOとは、記事を検索エンジンで上位表示させるよう調整することを言います。
検索結果の上位に表示されることで、多くの読者に記事を見てもらえるチャンスが生まれます。
検索エンジンで記事が上位表示されると、たくさんの人に読まれることになりますよね。
記事を上位表示させることのできるライターは、当然クライアントからの評価も高いです。
ですから、Webライターを目指すなら必ず習得したいスキルです。
SEOに関する基本要素
| 要素 | 内容 |
| キーワード選定 | 読者が検索しそうな語句を意識して選ぶ |
| タイトルの工夫 | キーワードを含めて魅力的に書く |
| 見出しの構成 | 読みやすく論理的な順序で作成 |
| 内部リンク・外部リンク | 関連情報を適切に紐づける |
| メタディスクリプション | 検索結果に表示される要約文の設定 |
SEOの知識も、ライティングスキル同様本やブログ、動画などから学ぶことができます。
学んだ後は文章にして実践するのも忘れずに。
SEOライティングを習得してアピールできれば、収入アップにもつながります！
情報収集能力
正確な情報を適切な量集めて、分かりやすくまとめる。
高品質なコンテンツを作るための基本能力です。
正確な情報を集めるには、信頼できる情報元を選ぶ必要があります。
情報収集のステップ
- 記事テーマに沿ったキーワードを決める
- 信頼できる情報源を中心にリサーチ
- わかりやすく整理・要約する
信頼できる情報源の具体例
| 種類 | 内容例 |
| 公的機関 | 総務省、厚生労働省、気象庁、各種統計局など |
| 学術・研究機関 | 論文、大学研究室、J-STAGE、国立情報学研究所など |
| 専門メディア | 専門誌、協会サイト、業界団体公式ページなど |
| 一次情報 | 取材、体験談、公式発表など（出典明記が必須） |
Wikipediaとか個人ブログだけじゃダメなのかな…？
それだけだと不正確な場合もあるよ。一次情報や公的データをベースにしよう！
正確な情報を集めることで、コンテンツの信頼性やクオリティを保てるのです。
正確な記事を書くために、正しい情報を取捨選択できる能力は、しっかりと抑えておきましょう。
スケジュール管理能力
特にフリーのWebライターを目指すなら、スケジュール管理能力は必須です。
納期を守れないライターは、クライアントと信頼関係を築くことが難しいからです。
また、たとえ納期を守れたとしても、仕事を詰め込みすぎて自分の生活や健康を害してしまえば、元も子もありません。
スケジュール管理をしっかりするには、タスク管理ツールなどを活用するといいでしょう。
おすすめのタスク管理ツール
| ツール名 | 特徴 |
| Googleカレンダー | 無料でスケジュール全体を視覚化できる |
| Trello | カード形式でタスクの進行状況を見える化できる |
| Notion | ノート・表・タスクなどすべてを一元管理できる |
| Todoist | シンプルで使いやすいタスク管理アプリ |
締め切りや進行状況をツールで管理することで、無理なく効率よく作業を進めることができます。
仕事と生活どちらも守るために、スケジュール管理はしっかりと行っていきましょう。
Webライターに必要な資格
webライターに必須の資格はありません。
案件さえ獲得できれば、誰でも立派なWebライターです。
Webライターとしての仕事獲得に重要なのは、資格ではなく実績と実力。
資格は、さほど重要ではないのです。
しかし仕事を獲得する上で有利になる資格は、いくつか存在します。
たとえば、次のような専門資格は特定ジャンルで強みになりますよ。
【専門資格が有利なジャンル】
| 資格名 | 有利なジャンル | 理由 |
| 医師・薬剤師 | 医療・健康 | 専門的知識が求められるため |
| 税理士 | 金融・税務 | 正確な税務知識が必要なため |
| 宅地建物取引士 | 不動産 | 法律・物件情報に精通しているため |
専門的な資格以外でのwebライター関連資格になると、以下のものがあります。
【webライター関連の資格】
- webライター3級～1級
- Webライティング能力検定
- Webライティング技能検定
- SEO検定
- SEOマーケティングアドバイザー
未経験者の方におすすめなのは、無料かつweb上ですぐに受験できるwebライター3級。
気軽に受験できるのが魅力です。
ただし難易度は高いので、必ず対策をしてから受けるようにしましょう。
ウェブライターに資格は必ずしも必要ではありませんが、専門性をアピールするためにも、資格は取っておいて損はありません。
スキルアップのため、学び続ける姿勢を大事にしましょう！
Webライターになるための勉強方法
Webライターになるための勉強方法は、大きく分けて独学とオンラインスクールの2つがあります。
それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。
自分に合った勉強方法を選ぶようにしましょう。
独学とオンライン学習の比較表
| 学習方法 | 具体的な方法 | メリット | デメリット |
| 独学 | 書籍 ブログ記事 YouTube動画 | 無料または安価で学べる | 行き詰まった時に質問ができない |
| オンライン学習 | Udemy Schoo | 体系的に学べる、プロの講師からフィードバックが得られる | 独学に比べて費用がかかる |
それぞれ比較したり組み合わせたりして、自分に合った学習方法を選ぶのがポイントです。
オンラインスクールに行った方がいい？
Webライターになるのに、必ずしもオンラインスクールに通う必要はありません。
しかし、有利な点はいくつかあります。
- プロの講師から体系的に学べる
- 有料なので、あきらめずに最後まで学びきるモチベーションがうまれる
- SEOライティング、コンテンツマーケティングなど、必要なスキルを総合的に学べる
- 課題をこなし、フィードバックを受けることで、実践的なスキルが身につく
- コースを修了すれば経歴に書くことができる
- 修了後に仕事の紹介があるスクールもある
独学だけでは得られない、実践的な成長が可能！
オンラインスクールでは、独学だけでは得ることができない大きなメリットがあります。
無料にこだわらないのであれば、受講を検討してみましょう。
Wabライターが自分のブログを作るべき6つのメリット
必須ではないですが、Webライターになるにあたって、間違いなくやっておいた方がいいこと。
それは、自分のブログを持つことです。
Webライターにとっては、自分のブログを持つことで多くのメリットがあります。
- ブログ記事を書くことでライティングスキルを磨ける
- 作ったブログはポートフォリオとして使える
- ブログ運営歴が長くなると経歴としてアピールできる
- 記事が上位表示されれば実績としてアピールできる
- WordPress入稿の仕事が受けられるようになり、仕事の幅が広がる
- ブログから副収入が得られる可能性がある
このように、webライターのブログ運営はメリットだらけなのです！
特に、未経験でなかなか案件が取れないという方は、ぜひブログを作って何記事か投稿してみましょう！
それをポートフォリオ代わりに、案件獲得を頑張ってみてください。
Webライターの仕事で使えるツール
Webライターの仕事をするにあたって、作業を効率化させる様々なツールが役に立ちます。
ツールの概要と特徴
| ツール名 | 用途 | 特徴 |
| Googleドキュメント | 文書作成 | オンラインで共同編集が可能 |
| Microsoft Word | 文書作成 | オフラインでも高機能で編集できる |
| ラッコキーワード | キーワード選定 | 関連キーワードを一括取得できる |
| CopyContentDetector | コピペチェック | 無料で重複チェックができる |
| Canva | 画像加工・作成 | デザイン初心者でも簡単に操作できる |
これらのツールが使いこなせるようになっておくといいですね。
Webライターの仕事内容
Web ライターの仕事内容は多岐に渡ります。
まずはブログ記事や取材記事などの文書作成。
キーワード選定やCMS入稿、画像選定を任されることも少なくありません。
その他にもSNSの投稿やメルマガの作成、商品レビューなどもあります。
YouTubeの台本や、シナリオ作成の案件もかなり多い印象です。
ジャンルも豊富で、美容・医療・エンタメ・観光・教育・金融などさまざまです。自分の得意分野を活かせるジャンルを選びましょう！
「自分といえばコレ！」というジャンルを極めることで、高単価の案件を獲得しやすくなります。
このように、Webライターの仕事内容は非常に多岐に渡ります。
どのような仕事だろうと、クライアントのニーズに応えることが重要です。
Webライターに向いてる人
Webライターに適性がある性格は色々ありますが、重要な点は2つ。
書くことが好きなことと、貪欲に仕事を取る積極性があることです。
Webライターは、働き方にもよりますが1日に何千字も文章を書くことがあります。
文章を考えたり書いたりすることが苦手な人には、向かないでしょう。
また、Webライターは自ら「このような記事はどうでしょうか」と提案することがあります。
時にはクライアントの方から、全く知らないジャンルの記事を「書いてください」と頼まれることもあるでしょう。
自分からどんどんアピールしたり、未知のジャンルに挑戦したりする積極性がないと、少し厳しいかもしれません。
文章が好きであることと、積極性があること。
この二つの要素があれば、webライターとして大成できる可能性はグッと上がるでしょう。
Q&A
Q.未経験でもwebライターになれる？
A.もちろん、未経験者でもWebライターになれます。
企業のライター募集でもクラウドソーシングでも、未経験者OKを掲げた案件はたくさんあります。
そういったところから、少しずつ経験を積んでいきましょう。
Q.文字単価はいくらが相場？
A.文字単価の相場は1文字1円から3円程度です。
経験やスキル、そして案件によって報酬はピンからキリまで。
未経験者であれば 1文字 0.5円から1円ほどで受ける人が多いようです。
経験を積んでいくにつれ、文字単価を少しずつ上げていくことが可能になります。
実績とキャリアを積んだ熟練ライターであれば、5円〜7円以上も！
Q.Webライターの仕事ってどれくらい大変？
Webライターの仕事は、作業量が多く大変です。
1記事書くだけでもリサーチから始まり、文章構成・本文作成・最終チェックなど、いろいろな工程があります。慣れていないと、1記事当たり数日かかることも。
キーワード選定や画像選定なども加わると、さらに作業量が増えます。
時間がかかるために、スケジュール管理も非常に重要になります。
仕事内容によっては 専門的な知識が必要になることもあるでしょう。
このように、Web ライターとしての仕事は非常に大変です。
しかしスキルアップしていければ報酬も増えていきますよ。
報酬を上げるには、
- 執筆スピードを上げて1時間当たりの作業量を増やす
- 文字単価を上げられるように実績を積む
の2点が最重要です。
Webライターの仕事は大変ですが、上達とともに報酬が上がっていくのを実感できるので、やりがいや達成感のある仕事でもあるのです。
Webライターになるためにやるべきことまとめ
- webライターになる方法は主に2つ
- 求人サイトで就職先を探す
- クラウドソーシングで案件を探す
- webライターになるならやっておくべきことは6つ
- パソコンやネット環境を用意する
- ライティングスキルを身に付ける
- SEOについて学ぶ
- 情報収集に慣れる
- スケジュール管理をしっかりする
- 自分のブログを持つ
- webライターになるための勉強方法は大きく分けて2つ
- 独学（書籍や記事、動画など）
- オンラインスクール
他にも、「webライターなった後のキャリアアップはどうすべき？」「収入を上げるためには？」など、webライターに関する様々な疑問にお答えする予定ですので、そちらの記事もご参考ください。
一緒にwebライターとしてがんばりましょう！